あらすじ
一月一日の日暮れ。
駅前のカフェで、若手作家と出版社の編集者が向かい合って座っていた。
若手作家は古代ローマを舞台にした歴史小説が話題になったばかり、編集者は大手老舗出版社で小説の編集を担当している。二人はこの街に住む作家木庭晴恵(こばはるえ)の家で開かれた新年会の帰りだった。二人の話は、木庭晴恵の近況や、その過去の作品の話、近作の舞台裏へと進む。編集者は、木庭晴恵が娘の瑠音(るね)に調べものから身辺の世話まで依存しながら、その瑠音に不親切な態度を取っていることを明かし、蟹江登一に、ひとつの提案をするのだった。
この小説は、『ルネ』
https://kakuyomu.jp/works/822139840098803951
の続篇;
昨年発表した『ほろ酔いの酔いざまし』(2025年ver.)
https://kakuyomu.jp/works/16818093092743454875
に大幅に加筆したものです。
※ この物語はフィクションです。実在の事件、人物、組織(会社など)、文学作品などとはいっさい関係ありません。