あらすじ
こちらは、本編『無能王子に婚約破棄されたので実家に帰ろうとしたら、王国のトップ3(全員仕事中毒の変態)に拉致されました。「私の書類を恋人のように撫で回すのはやめてください」今さら復縁?私の承認印がないと予算出ませんよ 』の番外編第二弾です。
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第二王子テオと、補佐官レイラのエピソード。
休日。二度寝を決め込んでいたレイラの部屋の窓が叩かれた。
「迎えに来たぞ。今日は祭りだろ?」
窓から侵入してきた騎士団長テオに連れ出された、強引な下町デート。
豪快な脳筋かと思いきや、人混みではさりげなく車道側を歩き、歩幅を合わせ、トラブルには王族の威厳と法知識でスマートに対処する。
「俺にくっついてれば安全だ」
その言葉通り、鉄壁の守護と細やかな気遣いを見せる「頼れるお兄さん」な彼。
射的で見せる狩人の目、心配性な餌付け、そして帰り道に差し出された広い背中。
これは、物理的な強さと大人の包容力を兼ね備えたスパダリ王子による、安心感あふれるデートの記録。