あらすじ

「――さようなら、大好きだった人」 伯爵令嬢ソフィアは、婚約者エリックから冷たくされ続けていた。 かつては誰より優しかった彼は、いまや妹シャーロットにだけ微笑み、ソフィアには冷たい視線を向けるだけだった。 ――もう、私の居場所はないのね。 そんなある日、シャーロットに持ち上がったのは――冷酷と恐れられる辺境伯レオナルドとの縁談。 涙ながらに拒む妹の代わりに、ソフィアは嫁ぐことを決意をした。 辿り着いた辺境の地で待っていたのは、無口で鋭い瞳をした若き領主。 どこか突き放すような態度に、胸の奥がひどく痛んだ――が。 熱に浮かされた夜、彼がそっと差し伸べた手の温もりは、誰より優しかった。 「嫁いだ身でありながら、まだ、癖のように……前の婚約者の事を考えてしまって……」 「俺たちはまだ出会ったばかりだ。焦る必要はない。 少しずつでいい……いつか――愛し、愛される関係になれたら……」 交わした言葉をきっかけに、ふたりの距離はゆっくり、確かに近づいていく。 少しずつ、確かに、心を通わせていき――いつしか二人の間には愛が芽生える。 しかし、刻一刻と大きな脅威が辺境伯に迫っていて―― 一方その頃、エリックはようやく気づく。 失ったのは、決して取り戻せないほど大切な人だったのだと。 30話で完結済。 「小説家になろう」でも掲載中です。

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カクヨム
カクヨム2026/01/12
  • 現在の作品婚約者に冷遇された令嬢、妹の身代わりに嫁いだら辺境伯に溺愛されました