あらすじ

冬の夜、きらきらした雪や霜を見ながら月を眺めるのが日課のハル。 でもある夜、月はまんまるなのに光がうすく、まるで「きらきらを忘れた」みたいでした。 心配になったハルが手紙を書くと、窓辺に現れたのは星くずのかばんを持つほしの郵便屋。 月は毎晩みんなの夜道を照らし続けたせいで、きらきらを“配りすぎて”、自分の分を思い出せなくなっているのだと言います。 ハルは郵便屋と一緒に、霜の結晶、雪のきらめき、凍った池の月の瞬き、みかんの香り、そして人の笑い声―― 身近な「きらきら」を集めて月へ届けることに。 途中、灰色の雲が月を隠してしまうけれど、雲は月を守る“やさしい毛布”だった。 「ありがとう」の言葉で光がふくらみ、やがて月は、目にやさしい光を取り戻して――。 がんばりすぎた月に、やさしく光を返す、冬のきらきらのお話。

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小説を読もう2026/01/12
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