あらすじ

【冒頭*長州の活動家・吉田栄太郎は非科学的なことを信じない。――】 1859年10月29日(1年前)切腹を言い渡され30にして儚くなった師匠・松田松陰を偲び、月の出を待っている吉田栄太郎(後の稔麿)と、提灯を片手に現れた久坂玄瑞。 明日行われる師の慰霊祭に行くべきか否かを栄太郎は悩んでいた。 魂の存在など信じない吉田は、師の遺志に触れることができるのかーー。 吉田松陰…長州藩(特に現在の山口県萩市)にて倒幕論をかかげた活動家。自刃して果てる。 吉田栄太郎…同吉田を師と仰いで教えを学んだ志士(20)。松下村塾四天王のひとりと称される天才、長州の討幕派活動家。不眠症。改名後は稔麿「としまろ」と読むようです。ちなみに作者は知らずにずっと「みのまろ」と読んでいました。 久坂玄瑞…同四天王のひとり。同じく長州の討幕派活動家。前身は医者。 ラブストーリーでもBLでもなく、大筋としては明日、師の慰霊祭にいくか否かを考えるお話です。 また作者はただただ吉田という人に興味をもって短編にしており、その為たいして美化しておらず方言もそのままです。 ※なお作中に出てきます松陰の慰霊祭に関しましては1862年に二度目以降の開催がされたのは間違いないものの、それ以前はいつから行われていたのか判然としません。 のちに時系列の訂正をさせていただくかもしれませんことを先にお詫びいたします。

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エブリスタ
エブリスタ2016/10/05
  • 現在の作品吉田稔麿、月に哭く【短編】