あらすじ
北海道のとある街に暮らす高校生、晃一。神様や妖怪、幽霊を目に映すことのできる彼は、ひょんなことから神様の紫苑と行動を共にしている。神を導くとされる翡翠の覡と、荒天を司る日陰の八咫烏。結成間もないバディは今日も不可思議な道を行く。
夏休み。晃一と紫苑はチサという女性に依頼を受けて方々を歩き回っていた。海の神の眷属を名乗るチサは、大切な人のことを探しているのだと言う。そんな中、夏でも黒ずくめの紫苑が暑さに負けて体調を崩してしまい……。
長き時を生きる者達は、出会いと別れを何度も繰り返す。目まぐるしく過ぎていく時間の中に、特別な「誰か」見付けるかもしれない。幾星霜を見つめる者と、それらが見付けた「光」の話。木漏れ日の中で、彼女は歌を口遊む。
※一部、「小説家になろう」にも掲載している部分があります。