あらすじ
「あなたの強みはなんですか?」
就職活動を控えた大学2年生・如月繭は、その問いに答えられずにいた。
周りはインターンや資格取得に励んでいるが、自分にあるのは「人の顔色をうかがう癖」と「自信のなさ」だけ。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)なんて、ひとつもない。
そんなある日、繭は母から一冊の手帳を譲り受ける。
それは、志半ばで事故死した父・壮一郎が遺した「書きかけの就活ノート」だった。
気休めに、父の筆跡の続きに志望業界の名前を書き込んだ瞬間――繭は光に包まれた。
目覚めると、そこは剣と魔法の異世界にある「職場」だった!
竜騎士団の補給係(物流)、王宮酒場のホール(飲食)、魔導通信のシステム構築(IT)。
果たして繭は、全ての業界(クエスト)を攻略し、第一志望の内定を勝ち取ることができるのか?
そして、ノートが尽きる時、父と娘に訪れる別れとは――。
「履歴書には書けないけれど、私の心には一生消えない自信があります」
涙と爽快感の、就活エンターテインメント!