あらすじ

銀河系の比較的近くにある太陽型恒星、アルゴス。 大学院生の私は、夜間の観測時間を使ってこの星を追っていた。理由は単純で、名前に惹かれたからだ――ギリシャ神話の百の目を持つ番人。その響きが、なぜか頭から離れなかった。 変化のないはずの恒星が、観測条件を変えるたび、まるで意志を持つかのように光度を変える。偶然か、誤作動か、それとも――。 科学では説明できない現象に、私は翻弄されながらも、星と“対話”するような感覚を覚える。 過去の光を観測しているはずなのに、アルゴスは確かに、私の観測を待っていた。

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カクヨム
カクヨム2026/01/11
  • 現在の作品アルゴス