あらすじ

35歳独身、都内で働く平凡なSEだった俺は、いつものように酒を飲み、泥酔した末に駅の階段から転落して死んだ。 次に目を覚ますと、そこは次元の狭間。事務的な態度の「次元の番人」から異世界転生を告げられ、慣例としてチート能力を授かることになる。 与えられた能力は――どれだけ酒を飲んでも二日酔いにならない、というものだった。 剣も魔法も使えず、世界を救う使命もないまま転生した先で、俺が居場所にしたのは酒場だった。 農民、兵士、エルフ、勇者、魔王。 酒を飲むと、彼らは少しだけ本音をこぼす。 俺はそれを聞き、相槌を打ち、グラスを傾ける。 これは、最弱チートを持った男が、異世界で酒を飲みながら人の話を聞くだけの物語。 世界は救えないが、今日の一杯くらいは、少しだけうまくなるかもしれない。

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カクヨム
カクヨム2026/01/11
  • 現在の作品二日酔いにならない俺は、異世界で酒を飲みながら人の話を聞いている