あらすじ
本来なら第五章終了時に公開する予定だったスピンオフです。
パル乙の世界観を味わっていただければと思い、短編にて公開します。
以下はまだ、公開されてない本編の一部です。
内容理解の一助として、公開します。
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「パーソナル……エクスペリエンス?」
聞き慣れない言葉に、|幹彦《みきひこ》は思わず聞き返した。
「そう。例えば、|西園寺《さいおんじ》くんの場合は、サイコトルーパーズへの熱意とライフル射撃部に入ったこと。そして、自分がなりたい将来像を強く持ち続けていること。それから、そうなりたいと思ったきっかけとか幼児期の体験とか、その他いろいろ」
何だよ、それは――。
正直言って、わけわかんねえ。
誰にだってあるだろ、そんなもん。
幹彦がそう言うと、|真城《ましろ》先生はこくんと頷いた。
「そうだね。誰にでもある。だけど、全く同じものはその人の中にしか存在しない」