あらすじ
「ズッ友だよ!あおくん♡」
「さっさと成仏してください」
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2034年、某国帯只(おびただ)市。
特別な力「異能力」を持つ者が存在するこの世界には、2年前まで悪魔のような法律が施行されていた。
暗く冷たい面会室。死刑囚である女は女性捜査官と向き合っていた。
「どうせなら説明してもらおっかな。どうして私がここに戻ってくるハメになったのかもね」
「えぇ、たくさん話しましょう。だから協力してください」
「報酬は?」
「捜査協力の度合いにもよりますけど、今より快適な暮らしができます」
「聞くだけ聞こっかなぁ~」
「......あなたに、作ってほしいものがあるんです」
そう言って女性捜査官は”とある事件”の調書を開いた。
異能力による同時殺傷事件。二人の人間が起こした誘拐事件。
そうして話は、1年前。
とある探偵にこき使われる助手、来栖蒼が出会った"訳アリ女"との日々に遡る。
「そんな悪口言ってたら地獄行っちゃいますよ」
「あー成仏したくないなぁ」
「話聞いてます?」
「心配いらないよ。私不滅だもん。命は滅しちゃったけどね」
「ブラックジョーク……」
自分とその他数人が見える幽霊に振り回され、大きな苦しみを抱えながら、蒼は"普通"を望んでいた。
もうなにもかもめんどくせぇ!異能力とか!だりぃ!!
僕に!どこにでもある普通の世界を!
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※カクヨムにも同作品をあげていますがほんのちょっとだけ違いがあります。誤差程度です。