あらすじ
どこにでもいる高校二年生の葵木依織は実は登録者数五万人の配信者。
学校の友達には誰一人としてこのことを言っていないが、一人だけ依織の裏の顔を知っている人がいる。
それはクラスメートであり学校一の美少女でもある姫野澪だ。
だが知っているとは少し違うかもしれない。
澪は依織の配信者としての裏の顔だけ知っている。
あるときたまたま配信者同士として関わる機会があったからだ。
そう、澪もまた配信者だったのだ。
でも実は澪は女性としてではなく男性の大手企業VTuberの「姫野れい」として配信をしていた。
依織の憧れのVTuberだった澪と依織はひょんなことからコラボをするのことになるのだが、澪の発する言葉と全く同じ言葉が隣の部屋から聞こえてくる。
「もしかして隣の部屋にすんでる…?」
そんな疑念を抱いた依織は姫野れいの配信中に家の中で大きな音を出しながら盛大に転んだ。
決してワザとではない、本当にたまたま。
だがその結果、本当に隣の部屋に住んでることが確定したのだ!
そしてたまたま姫野れいが部屋から出てきたタイミングに出くわし驚かせてやろうとした依織だったが…
なんと中から出てきたのは学校一の美少女の姫野澪だった!
とっさに正体を明かすことをやめた依織だったがその選択が二人の運命を大きく変えていくことになる。
”配信者”として仲良くなった二人だったが依織は向こうの正体を知っていて向こうは依織の正体を知らない。
いつしか配信上で澪が恋愛相談もしてくるような仲になったのだが、澪が気になっている相手はもしかして…!?
これは初々しくも大胆な”配信活動”を通したじれあまな二人の恋の物語だ——