あらすじ
【絶対に弟に恋なんてしない……はずだったのに、弟が「別のゲーム」を攻略し始めた件について】
階段から落ちてきた辞書で前世の記憶を取り戻した公爵家嫡男、アルバート。
ここは前世で姉が遊んでいたBLゲーム『水晶塔の禁断の夜』の世界。俺は攻略対象の一人で、あろうことか実の弟・リヒルに恋をする運命にある……。
「絶対に弟に恋なんてしない!」
そう誓ったはずなのに、抗えない恋心に悶えるアルバート。しかし、それ以上に深刻な問題が発生した。
――恋愛ゲームの主人公(受)であるはずの弟が、恋愛をする気がゼロなのだ。
迫りくるイケメン騎士を「偵察衛星」扱いし、愛を囁く王子には格ゲーの「コンボ入力」を要求。
極めつけに弟から頼まれた小さなお願い。それは……
「兄様、庭に緑色の土管を植えてください。縦に」
「……縦に?」
そうして出来た花の咲く元庭は「あの世界を彷彿とさせる空間」へと変貌した。
今日も愛の重い攻略対象たちを物理的に「踏み台」にして飛び越えていく。
「弟よ、それ、ゲームのジャンルが違う……!!」
自由すぎる弟に振り回され、恋心と胃痛の板挟みになる兄の受難の記録。
#弟は悪役令息派生
#乙女ゲーム
#不憫
#ある意味悪役令息