あらすじ
街の小さなお茶屋で働く練茶士(れんちゃし)・エトーリア。
彼女はある日、
自らの中に眠っていた古代の力――
お茶を通じて魔法のような効果をもたらす練茶士《テア・ヴィータ》として覚醒する。
彼女の淹れる“祈りの練茶”は、人の身体だけでなく心までも癒していく。王宮に迎えられたエトーリアは、冷静な筆頭護衛のルーク、彼女に命を救われた第二王子アシュベルと出会い、慣れない王宮生活の中で、少しずつ力と向き合い、居場所を見つけていく。
だが、癒しの力は祝福であると同時に、国を揺るがしかねない危うさを秘めていた。
――これは一杯のお茶から始まる、
王宮で紡ぐ、やさしい癒しと揺れる恋の物語。