あらすじ

――遠くでした車のスリップ音が、まさかうちで葬式をすることになるとは。  霊界と現世を繋ぐ異能を持っている白澤早優(しらさわさゆ)は、父親の一茂(かずしげ)がやっている寺で、傍で起きた事故の葬式をやることになった。  葬式の前日、早優は道場で日課の鍛錬を終えた帰り、黒猫に化けた妖狐紫苑(しおん)と出会う。紫苑は早優が大切にしていた退魔刀をどこかに隠し、葬式をあげた幽霊の願いを解決して力を見せろと言った。  素直で不器用な早優と、皮肉や嫌味たっぷりな紫苑と共に願いを解決したことにより、物語が大きく動き出す、伝奇×ホラー×サスペンス。 【下記公募用】  霊界と現世を繋ぐ異能、境界扉(きょうかいひ)の能力を受け継ぎ、次期当主として育てられていた嘉成早優(かなりさゆ)は、実の母親からの修行に耐えかねて小さい頃に放火してしまう。世話係だった花蓮(かれん)から助けられ、早優は白澤(しらさわ)の姓を名乗り、花蓮と共に住職である白澤一茂(かずしげ)の元で生活をしていた。二十三歳になったある日、嘉成家のその後である如月の会のメンバー廟連宗司(びょうれんそうじ)が、ある事件をきっかけに早優と鉢合わせた。  それが、呪い代行業である。  宗司と初めて顔を合わせたのは、銭田(ぜんだ)事件。銭田凛子(りんこ)の彼氏が、黒猫を助けようとした銭田の父親を轢いてしまう。その葬式の前日、早優は黒猫に化けた妖狐紫苑(しおん)と出会った。紫苑は早優が大切にしている花蓮からもらった退魔刀を盗み、返してほしくば銭田の父親の願いを解決しろと脅す。そんな中紫苑と共に調査していくと、拗れた二股騒動から凛子が呪われていることが判明。霊の願いも無事解決したところで、送り狼を連れた宗司と合いまみえる。  絶対に阻止してやる、そうして呪い代行の手がかりを探しているときに荒牧(あらまき)事件が発生。一茂の元に、被害者の母親から、夫と息子の片腕を奪った呪いの人形が届く。お焚き上げや退魔刀の除霊を試みたものの、一切通らない。加え、人形の中にいる怪物は早優に何度も襲い掛かる。紫苑とも協力して怪物の討伐を試みたものの、早優は足を奪われてしまった。一度は生死を彷徨い、そこから生還したものの、この怪物を作った元凶である荒牧夏菜子(あらまきかなこ)は、呪いを掛けた代償として記憶喪失となった。廟連宗司は如月の会の目に触れ、然るべき処罰を受けることになる。  霊が見えることで被害者の感情を痛感し、降りかかる不幸は泥を啜ってでも向き合う。事件を通して加害者の在り方を考え、生きる覚悟を見せていく。伝奇×ホラー×サスペンス。※小説家になろうにも同時掲載中。

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カクヨム
カクヨム2026/01/11
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