あらすじ
浪人生の真白(ましろ)ユイは、ある夜、予備校のクラスメイト・神谷リョウからLINEを受け取る。 ほとんど話したこともない彼からのメッセージは、ユイへの過剰な称賛と、友人関係への一方的な干渉だった。
「僕たちは約束したじゃないか」 「君は僕のパートナーになることを承諾したんだよ」
覚えのない「約束」。 一方的に送られてくる、服装や食事の「管理」指示。 彼の言う「結婚の約束」の根拠は、あまりにも理不尽で狂気に満ちていた。
逃げ場のない恐怖に追い詰められたユイの前に現れたのは、リョウの母親だった。 しかし、その母親が提示した「解決策」は、想像を絶する冷徹な『処理』で――。
歪んだ愛(?)と、事務的な排除。 予備校という閉鎖空間で起きた、本当にあったかもしれない恐怖の物語。