あらすじ
捨てられていた二匹のねこ、こはくとしずくは、
せっけんとごはんのにおいがする、やさしいおばあさんにひろわれ、
あたたかいおうちで、しあわせな日々をくらしていました。
けれど、ある日、
おばあさんは、静かにねむるようにして、いなくなってしまいます。
さみしさのなかで、こはくが気づいたのは、
まだのこっている、おばあさんのにおい。
そのにおいをたよりに、
こはくとしずくは、おばあさんをさがす旅に出ます。
たどりついた先で二匹が見つけたのは、
なくなってしまったはずの、
たしかにそこにあった、やさしさでした。