あらすじ
蒸気と歯車の音が心地よい、中心地から離れた郊外、通称歯車街にあるボロアパートの一階、そこにある古物扱いの店“蒸気屋“
そこには年齢不詳の男性店主、寡黙で物腰穏やかな久遠。そしてその久遠がある日店の前で拾った名前のない少女、腕にV-818と刻印されている事からヴァンパイア、吸血鬼をもじり、自分の名前を一つ与えて久結姫(ひさき)と名づけ居候として雇う。
久結姫は活発で時々久遠の作る自家製梅酒を盗み呑みしながら店番をしている蒸気屋の看板娘。
基本閑古鳥が鳴いている蒸気屋に相談客がやってくる時、大体厄介な話から始まる。近所の人が困った時は蒸気屋に相談しなと垂れ込みしているからだ。
二人は古い物や古い歴史、時には人ではない者が絡んだ数々の不思議な依頼をこなしていく。店主の久遠は落ち着いて、久結姫は新しい事に驚き、今日も仕事が始まる。
今回1世紀以上前に売られていた合体ロボットの腕だけを持ってやってきた女性のお客さん、祖父の持ち物だと言うが?
どうやら蒸気の熱と歯車の音が不思議な物を連れてきたらしい。