あらすじ
タクシー運転手のシゲル(40)は、待機中に居眠りしたはずが、目を覚ますと見知らぬ森の中にいた。半信半疑で「ステータスオープン」と呟くと、職業はまさかの“タクシー運転手”。さらにスキルは「タクシー(燃料不要)」――直後、森に黒いタクシーが出現する。
中世風の城壁都市へ辿り着いたシゲルは、異世界でタクシー業など成り立つのかと途方に暮れるが、治療師不在の事故現場で「運べる」と名乗り出て、負傷した騎士を隣町の神殿まで搬送。これをきっかけに街で“速い足”としての需要を掴み、荷運び、急ぎの配達、軽傷者の搬送などを請け負いながら、少しずつタクシー業を定着させていく。