あらすじ
【聖女だった私は、私を殺そうとした「悪女」として、最愛の夫に溺愛される】
聖女ファルサは、魔物と戦う英雄であり夫のレクィエスを支え抜いた末、悪女ウェリナの手によって命を落とした……はずだった。
しかし、目を覚ますと彼女は自分を殺そうとした「悪女・ウェリナ」の姿になっていた。
混乱する彼女の前に現れたのは、かつての夫。
聖女を失い嘆いているかと思いきや、彼は悪女であるはずのウェリナに、見たこともないほど情熱的な愛を注ぎ始める。
死に戻り。
聖女は悪女として、時をさかのぼっていた。
「俺が愛しているのは、昔も今もウェリナだけ」――。
聖女だった頃には決して向けられなかった、彼の狂おしいほどの執着と真実。
「悪女」の身体に残された記憶と、夫の秘められた本心を知ったとき、ファルサが選ぶ道とは――?