あらすじ
国立大学で理論物理学を教える鷹宮理沙は、
量子情報理論の第一人者でありながら、
なぜか警察の科学顧問も務めている。
彼女の助手を務める大学院生・真田恒一は、
物理よりもミステリー小説を愛する少し変わった学生だ。
高層研究棟から“落ちないはずの場所”で発見された遺体、
全ての時計が同時に止まった殺人、
完璧なアリバイが揃ったはずの事件――。
「観測できないからといって、存在しないとは限らない」
天才教授の理論と、助手のミステリ的直感が交差するとき、
“ありえない事件”は、ただの人間の嘘に変わる。
理論物理×本格ミステリ。
観測不能な真実を暴く、知的事件簿。