あらすじ

冬の夜、こたつに足を入れたコハルは、こたつの中で「ちかっ」と光る小さな星――こたつ星を見つけます。 昔話が上手なおばあさんは言いました。「こたつ星は、あったかさが集まって生まれるんだよ」。 でも最近、町の人たちは寒さのせいか、気持ちまでぎゅっと縮んでいて、月の光もなんだか弱そう。 コハルが“みかんの月”を作ろうとしても、みかんの皮は途中で切れてしまいます。 「月がいちばん光るのは、“分けたあったかさ”がある夜なんだよ」 おばあさんの言葉を思い出したコハルは、みかんを分けたり、雪かきを手伝ったり、小さな親切を町に届けていきます。 すると――こたつ星は増え、みかんの皮はきれいな月になって、窓の外の月もやさしくきらきら光りはじめて……。 冬の寒さの中で見つけた、分けると増える光の物語。

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小説を読もう2026/01/10
  • 現在の作品こたつ星と、みかんの月