あらすじ
迷宮都市は、命が安い。
探索者は死ぬのが前提、欠員はすぐ補充される。
それがこの世界の“日常”らしい。
現代日本からの転移者は、その価値観にどうしても馴染めなかった。
とはいえ、働かなければ生きていけない。
仕方なく探索者になった主人公は
迷宮に挑みながらも、死なないための方法を一つずつ考え始める。
「臆病者」「効率が悪い」
そう笑われていたはずのクランは、いつしか――
危険溢れる迷宮都市で最も信頼されるクランになっていた。
これは、命が軽い世界で
生き残ることだけを真面目に考え続けた結果、
なぜか最高ランクにまでのぼりきってしまった物語。