あらすじ
かつて、街は言葉を失った。会話は法で制限され、人々の心は孤独と不信に包まれた。
だが、静寂の中で、新しい希望が芽生える。人々は共鳴者を手にし、言葉を超えたリズムで互いの心を感じる。呼吸が、心拍が、街全体をひとつの生命のように動かす。
そして、A-07旋律が現れた。耳で聞く音ではない。細胞で感じる音。恐怖も孤独も、共鳴の中で安らぎに変わる。
言葉は消えた。だが、理解は深まった。世代を超え、身体を通じて心は通じる。希望も、愛も、涙も——すべては旋律に刻まれた。
450年後、地下深層から発掘された記録が、あの静寂の街の声を蘇らせる。
旋律は、静かに、今も誰かの心を震わせ続けている——終わらない共鳴。