あらすじ

能力を強化する代わりに、必ず代償を支払う国――レムナント連邦。 能力者が寿命を削れば、誰かがその分を背負う。 記憶を失えば、誰かが代わりに失う。 久遠悠真は、その「誰か」だった。 仲間の代償を肩代わりする能力を持つ悠真は、 壊れない限り前線に立たされ、 暴走個体《コラプサー》が生まれる戦場を渡り歩いてきた。 それが国のためであり、妹を守る唯一の方法だと信じて。 だがある戦闘で、 仲間の死と、自分の力の異常な一面を目の当たりにする。 恐怖が伝わり、怪物が退いたその瞬間、 悠真は理解してしまう。 自分は人間でも、怪物でもない。 その“境界に残った存在”なのだと。 これは、 暴走個体を生み続ける国家で、 壊れなかった一人の少年が、 この国の真実に触れていく物語。

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小説を読もう2026/01/10
  • 現在の作品REMNANT ――境界に残ったもの