あらすじ
1999年7月、恐怖の大王が落ちてきた。
世界は、たった一週間で終わった。
地球に現れた化け物に人類は抗う術もなく滅ぼされ、久芳カナタも死を待つだけの存在となる。
そこで彼は、不思議な少女マキナと出会った。
「あなたには、英雄になる資格がある」
その言葉の意味を知る前に、カナタは化け物に殺された。
——はずだった。
目を覚ますと、時は破滅の一年前に戻っていた。
マキナは告げる。
神話や伝説に登場する英雄とは、
世界が行き詰まった時、物語を強制的に解決させる存在なのだと。
カナタに与えられた能力は、
任意の地点に時間を巻き戻す力。
死ねば自動で発動し、望めば何度でもやり直せる。
ただし、与えられた猶予は一年。
その一年で、人類の滅亡を防がなければならない。
何度失敗しても、誰にも知られず、何度も死に、何度もやり直しながら。
カナタは世界を救うための最適解を探し続ける。