あらすじ
娼館に売られるくらいなら、
女の噂が絶えない王弟――アレクシス公爵殿下の正妻になる方がマシでしょう?
没落した伯爵家で、
娼館に売られることが決まった令嬢リュシエラ。
彼女が選んだのは、
かつて縁のあった王弟アレクシスのもとへ向かい、
「正妻として迎えてほしい」と自ら売り込みに行くことだった。
これは恋ではなく、取引。
そう割り切ったはずの選択の先で、
静かに逃げ道は塞がれていく。
――理性で選んだ結婚の果てに、
本当に選ばれたのは、どちらだったのか。
政略と執着が交錯する、
逃げ場のない逆転関係ロマンス。