あらすじ

職場の休憩室に置かれた、お菓子箱。

添えられたのは「ご自由にお取りください」という、ありふれた善意の言葉。

だが、誰もその一個目を手に取らない。

「最初の一人」になる責任を、誰も負いたくないからだ。

「本当にご自由です」「遠慮しないでください」「食べてください」

箱に貼られる紙は増殖していく。

「最初の一人」を巡る、静かなる心理戦。

食べれば終わりか。

食べなければ、逃げ切れるのか。

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アルファポリス
アルファポリス2026/01/09
  • 現在の作品『誰も決めていないルールの中で』――説明できない日常コメディ短編集