あらすじ

俺の姉は、妹のような人だ。 デパートで「巨峰ゼリー」を「巨乳ゼリー」と言い間違えて絶叫し、買ったばかりのホットドッグを持って華麗に転び、泥水に突っ込む。威厳ゼロ、ドジで泣き虫な、守ってあげなきゃいけない存在──それが俺の認識だった。 けれど、姉には一つだけ、誰にも負けない武器があった。 それは「決めたことを絶対にやめない」という、狂気じみた継続力だ。 父から渡された8kgの木刀。常人なら三日で投げ出すそれを、姉は雨の日も風の日も、高熱がある日も振り続けた。 そうして最後──これは、才能も要領の良さも持たない凡人が、狂気じみた「継続」だけで全国レベルの猛者をねじ伏せるまでの記録である。

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小説を読もう2026/01/09
  • 現在の作品妹みたいな姉がいた