あらすじ

十二年に一度行われる「竜人祭」。 巫女の舞は、竜を鎮め、世界を守る儀式——そう信じられてきた。 だが守備兵の少年・鐘道は知ってしまう。 巫女・碧星は、竜への生贄だ。 碧星は言う。 「世界のためなら、死ねる」と。 けれど彼女は震えている。泣きそうな顔をしている。 鐘道は決める。 世界の全てを敵に回してでも、彼女を選ぶと。 祭壇から連れ出し、剣を抜き、見知った仲間を斬る。 それでも彼は願ってしまう。 碧星と生きる明日を。 これは英雄譚ではない。 勇気の話でもない。 少年が一人の少女を選び、 世界を滅ぼす物語。 ——世界を犠牲にして、君と旅をする。

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カクヨム
カクヨム2026/01/09
  • 現在の作品半竜の巫女ーーそれでも、君に生きていてほしかった