あらすじ
ノシメハナの篭手(こて)。 それは何百年もの昔からノシメハナ城内の大岩に刺さる竜鱗製の篭手であり、アーティファクト(魂がこもる道具)の1つと目される。
ノシメハナの篭手を大岩から引き抜いたのは、イナギリ・クルチア。 丸い頬と凛々(りり)しい眼差しを特徴とする16才の女の子だ。
✩˖°⌖.꙳✩˖°⌖.꙳✩
ノシメハナ王国は、クルチアがノシメハナの篭手を所有することを認める。 しかし、その後の調査で篭手が単なる篭手ではなくアーティファクトとして最強クラスの全身鎧に育つと判明すると、国は手の平を返す。
「国宝級アーティファクトの所有者は王族か、さもなくば有力な貴族が望ましい。 イナギリ・クルチアを抹殺せよ。 篭手の主人をリセットするのだ!」
クルチアに味方するのは第二王子ノシメハナ・イロハ。 彼はクルチアを匿(かくま)い、生き延びるための道を示す。
「武功を立てなさい。 国が君をノシメハナの篭手の正当な所有者と認めざるを得ないほどの比類なき武功を」
✩˖°⌖.꙳✩˖°⌖.꙳✩
果たしてクルチアは生き延びて超戦士になれるのか? そうして超戦士になった後、恥知らずにもクルチアに助けを求める国を赦(ゆる)して凶猛なベンガラ帝国と戦う気になるのか!?