あらすじ

「聖女の儀式中にモップがけをした」 ひょんなことから婚約破棄され、国外追放された公爵令嬢クラリス・フォン・リリウム。 彼女が送られたのは、入れば二度と戻れないとされる最果ての監獄ダンジョン「黒の柩(サルコファガス)」だった。 瘴気が満ち、異形の化け物が跋扈する地獄。 しかし、クラリスは絶望などしなかった。 なぜなら彼女は――この世の全ての不浄を許さない、究極の潔癖症(バーサーカー)だったからだ。 「汚い! 不潔! 整理整頓!」 襲い来る泥ゴーレムを【モップ】で吸い取り、呪われた黒騎士を【聖水(サンポール)】で磨き上げ、腐敗を撒き散らす魔女をお洗濯。 愛用の【モップ:スッキリさん】を振るえば、空間ごと汚れは消滅。 最強の魔物たちを「従業員」として雇用し、クラリスは汚れたダンジョンを快適なマイホームへとリフォームしていく。 一方、クラリスを追放した王国はパニックに陥っていた。 実は城の衛生を保っていたのは、彼女の【掃除】だったのだ。 彼女を失った国は、謎の黒い煤と疫病に覆われ、滅亡の危機に瀕する。 慌てて連れ戻そうと軍を派遣するが、クラリスは彼らを「不法投棄されたゴミ」だと勘違いし、笑顔で焼却炉のスイッチを押すのだった。 これは、無自覚に最強の掃除能力を持つ令嬢が、ダンジョンの魔物たちを【洗剤】で屈服させながら、優雅に紅茶を飲む物語。

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小説を読もう2026/01/09
  • 現在の作品王都を追放された悪役令嬢、最果ての監獄を「大掃除」する ~掃除をしていただけなのに、王国軍の討伐対象になってしまいました~