あらすじ

【登場人物】 志木宮(しきみや) …高校に入ってチャラくなった中途半端ヤンキー。  地味な女の子からよくモテる、通称「地味子クラッシャー」 向井夜澄(むかい よすみ) …二メートル越えの高身長、バレー部。文芸部も兼部している。  町の犬に好かれる能力(?)を持っている――かもしれない。 望月淡(もちづき あわい) …日本人形のような小柄で黒髪の少女。文芸部部長。ライトノベル愛好家。  キャラ付けの参考は学園ものライトノベルである。  塀の上に立っていたのは二メートルを越える身長の、金髪美人――ジャージ姿の向井先輩だった。塀の上でさらに二メートルを越えているからより高く見える。つーか、よくその身長でバランスよく立っていられるよな……ちょっとした風で倒れそう。  けど、先輩はバレー部だから……体幹が強いのかもしれなかった。 「多勢に無勢? やり過ぎたなーって反省してたけどさ、そうでもなかったかね? あの数のわんちゃんたちから逃げられるなんてすごいじゃん……ハイエナに群がられたみたいにすぐ捕まると思ってたんだけどね」 「ハイエナみたいに……? 残るのは骨だけじゃないか」 「それはハイエナを悪く見過ぎだよ。ハイエナだって可愛いんだよ?」 「そんなことを言い出したらみんな可愛いです」  言うと、先輩は目を見張って……え、なに? 「ふーん……そういう……なるほどねえ。淡《(あわい)》が誘うのも分かる気がする……君の中に特別ななにかが埋まっているかもしれない、ってのは本当なのかもね」

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カクヨム2026/01/09
  • 現在の作品文芸部の犬神さま