あらすじ
物語紹介:『幕末紅蓮伝 〜神無楽の剣〜』
【あらすじ】
嘉永六年、浦賀。巨大な黒船の来航と共に、日本は未曾有の危機に直面した。アメリカが持ち込んだのは、蒸気機関と魔術を融合させた未知の技術「魔導蒸気」。その圧倒的な火力の前に、長く続いた徳川の平和は音を立てて崩れようとしていた。
そんな動乱の最中、一人の少女・**神無楽 江(かんなぐら ごう)**の瞳が深紅に染まる。彼女の体に眠っていたのは、二百年以上前に歴史の闇へと消えたはずの「第六天魔王」織田信長の呪われた血であった。
一方、京都。幕府の守護を誓う乙女の集団「新選組」は、変革を叫ぶ不逞浪士たちを狩り続けていた。そして、歴史の裏側から織田の血を根絶やしにするため、明智光秀の末裔・**桔梗院 蛍(ききょういん ほたる)が名弓「十六夜」を手に現れる。
西郷隆音、坂本龍美、桂小五――。 新時代を切り拓こうとする女傑たちの情熱と、時代に抗う武士(もののふ)たちの意地。
「織田」と「明智」、宿命の因縁は幕末の炎の中で再び火花を散らす。 これは、時代の濁流に呑み込まれながらも、自分の信念を貫き通した少女たちの、美しくも残酷な復讐と革命の物語。