あらすじ
高校二年の春、楓は幼稚園時代に仲の良かった幼なじみ、七南と久しぶりに再会する。
中学時代いじめに遭い、それから空気を読むことに必死になっていた楓は、幼稚園時代から変わらずマイペースな七南に羨ましさを抱きつつも、目立つことが怖くて距離を置く。しかし、七南はそんな楓を気にする様子もなく、マイペースに学校生活を送っていた。
ある日、七南の悪口を言うクラスメイトに、楓はつい言い返してしまう。
翌日から楓はクラスで無視の対象になってしまった。
あの日のトラウマが蘇り、泣きそうになったとき、七南がやってくる。
七南は楓に告げる。
「みんなが楓ちゃんのことをどう思っていたとしても、私は楓ちゃんのことが大好きだよ」
七南の言葉に、楓はようやく自分の本音に自信を持ち、心からの笑顔を浮かべることができたのだった。