あらすじ
前世の俺は、どうしようもないクズだった。
金は返さず、仕事は続かず、反省は口だけ。
――そんな人生を終えた原因は、更生を決意したその日の交通事故。
「次こそは、まともに生きたい」
そう願った俺が転生した先は、なんと代々司祭を輩出する聖職者の家系だった。
これ以上ない環境。
聖人への最短ルート。
……のはずだった。
問題は、中身が前世のクズのままだったこと。
善人のフリはできる。
祈りの言葉も覚えられる。
だが咄嗟の判断、欲望、性格の悪さは簡単には消えない。
聖人を演じようとして、ことごとく失敗。
周囲に違和感を与えながらも、なぜか評価だけは上がっていく――。
これは、
異世界転生した元クズが、下手すぎる聖人ロールプレイに振り回される物語。