あらすじ
あの日から、俺の机の上には一枚の写真が置かれている。
蒼、凛、紬、真白、莉瑠。
笑っている、俺の唯一の家族だ。
国は狂気の選択をした。
理不尽で、救いのない運命を子供達に押しつけた。
それでもあいつらは、笑った。
抗うように、強がるように、必死に生きようとした。
訓練も、空も、日常も、全部を大切にしていた。
蒼は「みんなで遊びに行こう」と言っていた。
その約束は透明に消えた
三十万徴兵された子供たち。
生き残ったのは十八人だけ。
これは――
理不尽に抗い、笑い、戦い抜いた少女たちの物語。