あらすじ
悪役令嬢として断罪される運命にあったシルヴィアには、ただ一人の従者がいた。
転生者である彼――レンは、自分を「道具」と割り切り、孤立無援の彼女を支え続け、断罪の夜に盾となって命を落とす。
生き残ったシルヴィアは北の地で力を得て「氷の魔女」として世界を拒絶した。
それから十五年後。
レンは少女・レアとして転生し、再び彼女の前に現れる。
かつての主と従者。
今は、世界を敵に回した魔女と、美少女。
レアは気づいていた。
彼女が自分を見る目が他の誰とも違うことを。
それでも、その想いと向き合えるほど自分を肯定出来なかった。
一方、王国は愚かにも「魔女の弱点」を狙い、自滅への道を進んでいく。
これは盾になることをやめた少女と世界を捨てた魔女が互いだけを選ぶ物語。
世界は彼女たちを選ばなかった。
だから彼女たちは、世界を選ばなかった。
※なろうにも掲載中