あらすじ
満月の夜、少年カイは一人の少女と出会う。彼女は「サカサマの世界」から来たという不思議な存在だった。空が海で、海が空のもうひとつの世界。カイは、数年前にいなくなった父親を捜しに裏の世界である「タカマノハラ」に来たが、一緒に来たはずの妹のアキ、友達のシホがいない。裏の世界では、まずはアキとシホを探そうと奮闘するが、いつしか同じ時間(世界)を繰り返すことに......。
「上等だ。何度だって、廻ってやる」
失われた家族の記憶と、彼女が抱える秘密が重なり合うとき、カイは「時を渡る」運命に巻き込まれていき、出会いと経験を繰り返し、空虚な日常を過ごしていたカイは成長をしていく。サカサマの世界での、様々な種族、数奇な力、戦乱、過去の記憶、そして、影の子。
サカサマの世界の真実。
現実とサカサマの世界の繋がりに隠された大きな秘密。
現実と幻想の境界で、彼が見つけるものとは?
これは失われた時間と記憶を取り戻すための物語