あらすじ
ゲーム『異世界戦記』。
そこで、無能と蔑まれ、無才と侮られた、四大家門の一つ、グランジニアス家の四男、ルーク・グランジニアス。
悪役令嬢アリスの護衛として、こき使われ、その一生を終えるモブキャラ。
しかし、その運命も、昨日までの話。
なぜなら、ルークとして転生したのは、前世で「天才」と謳われた、古武術宗家、榊原家の嫡男、榊原冬馬なのだから。
現代に、その「天賦の才」を持て余していた冬馬は、何の因果か、『異世界戦記』のヘビーユーザーだった。
冬馬は、前世で果たせなかった『18歳で死ぬ推しの救済』と『22歳で死ぬ俺の救済』のため、暗躍することを決意する。
無能を演じながら、影の英雄を目指した男に、気づけば主役共が迫っていた。
「あの時の影は、貴方なんでしょ.....?」「一生、私の護衛でいなさい...!」「貴方って面白い人ね。きっと.....」「いつになったら気づいてくれるの....」「どこまでも共に....」
「.....貴様.....何者だ....!」「なあ....お前は....モブなはずだろっ....!」「てめぇ、いつから....」「我を以てしても、あやつは....」
「.......」「や....やめてくれ....これ以上は....」「助けてくれ....ちょ...ちょっとだけ魔が差しただけなんだ....」
「貴方は誰なの?秘密はお互いなしにしない?」
無双×無能×無自覚なモブは、暗躍しているつもりが、次第に主役級になっていく.....