あらすじ
神の名のもと、神前戦士の若者が“試練の槍”で殺し合う生贄システムは管理AIによる人口調整の歯車だった。少女スンを救うのは、アキラ・ユダが放つ旧時代技術の人工奇跡――慈悲のマントラ。
AI神に支配された人々を救うため旅をする巡礼官とその守護者たち。「神狩り」と揶揄されながら、各都市の事件を追ううちに世界を揺るがす大きな陰謀の渦に巻き込まれていく。
大正浪漫を再現した差別都市「小帝都」、易経と風水システムで動く「浮遊都市」、過剰な光を信仰対象とする「光の都」、数世紀前のナノテクにより不死症となった女性の彷徨に同行する「移動都市」など、変わり果てた幾世紀後の列島各地の都市国家を巡る、「赦しと再生」がテーマの冒険SFファンタジー。
(登場人物)
スン 神前戦士の少女 槍使い
アキラ・ユダ 移民出身の青年 神託のタブレットを受け継ぐ
バガス オカメインコ型ロボ アキラの護法機
ディヴァ・ディータ 元僧兵の女性 マントラ「アガペー」で狂戦士化
スージー・サラ 女暗殺者 マントラ「メウデウス」で機械獣デウスを装着
ケハラ・ディーン 謎多き旅の女傭兵
クウカイ オムネシス教マントラ派の巡礼官
シンラン・アキナス オムネシス教カシュア派の巡礼官