あらすじ
──夢ノヶ丘高校。
都内有数の私立校であり、校則が緩く、生徒の自主性を重んじる校風で知られている。
そしてもう一つ、何よりもこの学校には開校当初から今日に至るまで、ある伝説が存在していた。
……信じられないほど容姿に恵まれた女子生徒が毎年のように必ず入学してくる、というものだった。
クラスで一番、などという次元ではない。
日本、あるいは世界レベルで通用すると言われるほどの美貌を持った生徒が、なぜか必ず入学するのだ。
特に今年は『絶対美少女入学伝説』が現実味を帯びすぎていた。
在校生、新入生などを含めた十人以上の美女・美少女が在籍する“異常な年”として、SNSを中心に連日話題となっていたのである。
誰がいつ言ったのかは定かではないが、のちに『女神達の交流会』と呼ばれるようになった。
今年この高校に入学する朝影夜月。
彼は『女神達の交流会』に招待されていないにも関わらず、自分の意思に反して、図らずも否応なく巻き込まれていく。