あらすじ

​広告代理店で働く白河結衣(25)は、社内で「氷のオブジェ」と呼ばれるクールビューティー。しかしその実体は、自分に自信が持てず、周囲との間に壁を作っている孤独な女性だった。 ​原因は、お人形のように愛らしく、誰からも愛される自慢の妹・芽衣(23)。幼い頃から常に妹の「引き立て役」だった結衣は、高校時代、初めて自分にアプローチしてくれた男子が「妹に近づくための踏み台」として自分を利用していたことを知り、深く傷つく。以来、「自分を見てくれる人なんていない」「男はみんな、私を通して妹を見ている」という呪縛に囚われ、恋愛を捨てて仕事に生きる決意をしていた。 ​そんなある日、結衣は大手ブランドのコスメ広告プロジェクトで、天才メイクアップアーティスト・御子柴凪(29)と出会う。誰もが憧れる端正なルックスと、素材の美しさを引き出す神業を持つ彼は、業界の有名人。 初対面から結衣を真っ向から見つめ、「君の目は宝石のように綺麗だ」と、仕事への情熱と共に彼女自身の魅力をストレートに肯定する凪。結衣は動揺し、いつものように「どうせお世辞だろう」「彼もいつか芽衣に惹かれるはずだ」と心を閉ざそうとする。 ​しかし、凪のアプローチは止まらない。仕事を通して誠実に向き合い、結衣がひた隠しにしてきた「臆病な素顔」さえも「愛おしい」と包み込む彼の優しさに、結衣の凍りついた心は少しずつ溶け始めていく。 ​物語の後半、案の定、妹の芽衣が凪に興味を持ち、結衣のトラウマを刺激する事件が発生。「私じゃなくて、あの子を見てるんでしょ?」と自暴自棄になる結衣。 そんな彼女を凪は引き寄せ、至近距離で見つめて言い放つ。 「君に興味がある、って、俺は言ってるんだけど」 ​それは、世界でたった一人の「私」を選んでくれる、魔法の言葉だった――。 コンプレックスを抱えた氷の姉が、完璧すぎる美男子の愛によって、自分だけの輝きを見つけるまでの感動ラブストーリー。

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エブリスタ
エブリスタ2026/01/06
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