あらすじ

どうやら、かつて人々は魔法が使えたらしい。神秘もともにあったのだと云う。文明は発展し、魔法が技術となり、神秘は人々の手元に収まるようになったが、ある日その文明は滅んだ、そのように言い伝えられている。そしていまだに残ったもの───遺物をオレたちが使っている。魔法の使えないオレたちが。魔法ではなく、蒸気機関が栄えた時代のオレたちが。  ある仕事があった。隔離区にわざわざ行くキチガイで、死ぬ気で働いても、得られるものは、明日を迎えられるかどうか分からない程度の価値の宝物。強いていうなら、福祉だけが恵まれている仕事。それが、『ゴミ拾い』だ。  そんな『ゴミ拾い』として生きていたオレは、ある日、探偵と出会う。それがオレの人生の、最高で、最悪の、ターニングポイントだった。 これはゴミ拾いと探偵の物語だ。そしてこれはその物語への問い。はたして、『ゴミ拾い』であるオレに幸せは与えられるのだろうか?

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カクヨム
カクヨム2026/01/07
  • 現在の作品ゴミ拾いに、憐れみを