あらすじ
「新婚さんなんて、嘘。私はただの『無料の家政婦』だった」
相沢ミユは、結婚して一年。夫・ユウジからは「世間知らず」と軽んじられ、義母からは「食い扶持分は働け」と深夜までの家事を強要される地獄の日々を送っていた。
そんなミユをさらに追い詰めるのは、同居する義兄のリョウ。 若き敏腕経営者である彼は、あかぎれだらけの手で家事に追われるミユを「邪魔だ」と冷たく突き放す。
ある日、義母の命令でリョウの会社で「無料の事務員」として働かされることになったミユ。 そこで待っていたのは、リョウによる鬼のようなスパルタ教育だった。 「余計なことはするな。これを全て覚えろ」 渡されたのは、簿記のテキスト。家事と仕事、そして猛勉強。睡眠時間すら削られるさらなる絶望――。
……しかし、半年後。 ミユが手にしたのは、誰にも奪えない「資格」と、リョウが密かにプールしていた「200万円の給料」、そして新しい人生への「鍵」だった。
「この金を持って、逃げろ。お前はもう、奴隷じゃない」
冷徹だと思っていた義兄の真意を知った時、ミユの反撃が始まる。 自分を捨て駒のように扱った夫と義実家に対し、ミユとリョウの「共犯関係」による、完璧な「ざまぁ」が幕を開ける!