あらすじ

貧乏子爵家の令嬢ユーリア・ベイガーは、貴族学院の最終学年。 なのに婚約者もおらず、学院の一大イベント「花の日」でも壁の華になってひたすら御馳走を爆食する始末。 しかし、親友である侯爵令嬢コーデリアが、婚約者から贈られた大切な花束がいずれ枯れてしまうことを悲しんでいるのを見た。 「枯れてからでは、何もできない」 そう知っているからこそ、ユーリアは“枯れる前に何かできないか”と考えた。幼い頃から家計を支えるために身につけた生活の知恵を頼りに、彼女が試みたのは、花の時間を止めるような保存の工夫だった。 王族でも手に入れるのが難しいと言われる花を預かり、ぶっつけ本番で挑む実験。その小さな成功は、やがて学院内の噂となり、貴族社会をも静かに揺らしていく。 これは、友の幸せを願う一人の令嬢が、知らぬ間に自分の幸せも掴んでいく物語。 ご都合主義なので設定の粗さ等々にはご容赦ください。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/07
  • 現在の作品ただの貧乏子爵令嬢ですが、枯れる前の花を残したら学院で評判になりました。