あらすじ

目覚めたら、俺は「ダンジョンコア」だった。 手足はない。声も出ない。あるのは、壁越しに伝わる振動と、淡々と数値を表示する“迷宮UI”だけ。 この世界の人間は、レベルを信奉している。 レベルが高い冒険者が強い。レベルの低い魔物は雑魚。――そう思い込んでいる。 だが、迷宮UIが示す真実は違った。戦いを決めるのはレベルではなく「ステータス値」だ。 しかも、ダンジョンが人を殺しすぎれば、王国や教会が討伐に乗り出し、コアは粉砕される。 生き残るために必要なのは、殺戮ではない。生存者による口コミ、リピーター、そして長期的な収益。 俺は決めた。 侵入者を“殺さずに勝つ”――死亡率0%のまま、最も稼げる迷宮を作る。 斥候のSENを殺す床、壁役を孤立させる扉、魔法職の詠唱を崩す地形。 侵入者のビルド(ステ配分)を解析し、部屋・罠・モンスターのステータス配分を最適化して刺しにいく。 やがてギルドと契約し、“安全規格ダンジョン”として繁盛するが――攻略の配信が拡散し、殺す迷宮が客を奪い、教会の監視が迫る。 これは、レベルではなくステータスで勝つ迷宮の、運営と最適化の記録。

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カクヨム
カクヨム2026/01/07
  • 現在の作品帰宅させるダンジョン運営 ~レベル主義の世界で、ステータス最適化コアが死亡率0%を貫くまで~