あらすじ

七月は、暑さと忙しさのなかで、家族の様子を確かめながら過ぎていく月だった。 授業参観や塾、実家との行き来。娘の汗だくの帰宅や、夫の体調の揺らぎに目を配り、エアコンの温度や声の調子で「大丈夫」を測る日々。 思うように動けない日もある。それでも、家族が無事に一日を終えたことを確認できれば、それでよかった。 文月は、前に進むための月ではなく、立ち止まりながら家族の体温を確かめる月だった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/07
  • 現在の作品文月、家族の体温をたしかめながら