あらすじ
魔術がスマホと同じくらい当たり前に使われる現代。
大学へ進学した 神谷陽翔は、学費と生活費のダブルパンチで、常に財布が瀕死だった。
「金がない!!」
現実を直視した陽翔は、魔術研究サークルに入ったのを後悔しながらも、
せめてアルバイトで赤字を止めようと求人サイトを漁る。
そのとき、目に飛びこんできた一文――
『深夜帯のコンビニは楽。ほぼ立ってるだけで時給アップ』
……最高じゃん。
藁にもすがる思いで応募した陽翔は、こうして“深夜シフトのコンビニ店員”になった。
しかし彼は知らなかった。
深夜のコンビニには、
・酔った拍子に魔法が暴発するサラリーマン
・呪物を返品しに来る謎の客
・異世界の路地から迷い込んでくる魔術師
・店の奥に勝手に結界を張る妖怪みたいな常連
……そんな“魔術社会のゴミ箱”が全部集まってくることを。
地味なコピー魔術しか使えない陽翔だが、
なぜか毎晩の魔法トラブルを処理し、撃退し、鎮圧し、時には異界を塞ぎ、
気付けば店長から「夜の守護神」と呼ばれる始末。
――これ、本当にアルバイトだよな?
そして今日も、派手に暴れる魔法強盗を片づけながら陽翔は叫ぶ。
「深夜バイトは楽って言ったやつ誰だよ!!!」