あらすじ
天下統一を目前にして命を落とした男――織田信長。
死の間際、彼の意識は異世界へと転移する。
たどり着いた先は、大陸東端の島国アルビオン王国。
ノブラントと呼ばれる青年に転移した信長は
幽閉された第二王女エリシア・レイヴンスフェルと出会う。
父である前王が逝去し、王位継承したエリシアの姉である、
女王ライザ。
混乱するアルビオンに秩序をもたらすために、伝統による統治を敷く
彼女と対峙するエリシアとノブラント。
男はかつて乱世を生き抜いた経験と知略、経済、合理、
現実主義を武器に、エリシアの指南役としてこの国の
天下布武に関わっていく。
剣だけでは勝てない。
理念だけでも救えない。
必要なのは、国を“続かせる”仕組みだった。
幽閉された王女と、天下を逃した男。
二人はそれぞれの過去を抱えながら、
他国からの干渉、戦争と陰謀、王権と民意が
交錯する時代の中で“新しい国の形”を模索していく。
これは、
正しさよりも「共に歩くこと」を選んだ王国の物語。